妊娠初期から出産までの流れやトラブル

母子手帳

母子手帳(母子健康手帳)は妊娠中のママと赤ちゃんの様子だけでなく、出産後の子どもの成長の様子なども記録できる大切なものです。1人1冊交付されるので、双子の場合は2冊になります。

母子手帳(母子健康手帳)

母子手帳とは

母子手帳妊娠と診断されたら、「母子手帳(正しくは、母子健康手帳)」をもらいましょう。いつまでにもらわなければならないという期限はありませんが、母子手帳と一緒に定期健診の無料券が交付されるので、妊娠12週ぐらいまでには受け取ったほうがいいでしょう。つわりなどで体調がすぐれないときは、代理の人でも受け取ることができます。
なお、母子手帳の内容は、基本的には全国統一なので、引っ越しをしても、移転先でそのまま使えます。また、母子手帳は、赤ちゃんの成長記録でもあるので、1人につき1冊、ふたごなら2冊もらえます。

定期健診のときに必ず持って行く

母子手帳は、定期健診のときに必ず持って行きます。また、おおよその妊娠経過が記録されるので、外出時にも携帯を。母子手帳を見れば、体調が悪くなったときに、かかりつけの医師でなくても適切に処置してもらえます。出産のときは、自分のお産がどんなものだったか、生まれた赤ちゃんはどんな様子かなどを記入してもらいます。産後も、母子手帳に乳児健診や予防接種などの記録を残すので、子どもが成人するまで大切に保管しましょう。

母子手帳の交付時期 と使い方

①8~12週に交付

妊娠がはっきりと確認できた頃にもらいます。

②必要な書類

役所の「妊娠届」に記入・捺印して提出。病産院の妊娠証明書が必要な市区町村もあります。

③本人か家族が受け取る

受け取りはママ本人か家族です。

④双子は2冊必要

手帳は赤ちゃん一人につき1冊。双子の場合は2冊もらいます。

⑤紛失したら再交付

母子手帳は大切に保管をします。万一紛失したら、再交付してもらいます。

⑥転居しても利用可能

転居先の役所に申し出ると、そのまま継続して利用できます。

⑦外出時はつねに携帯

妊婦健診以外のときも、妊娠中は母子手帳をつねに携帯します。

母子健康手帳の中身

母子健康手帳の中身

病院で記入してくれる項目

①妊娠週数

健診を受けたときの妊娠週数。

②子宮底長

恥骨の上から子宮底(子宮のいちばん上)までの長さ。妊娠月数×3+3cmが目安です。

③腹囲

おなかの周囲の長さ。子宮底長と腹囲は5カ月頃から測定。

④血圧

妊娠中毒症妊娠高血圧症候群)の早期発見のために健診で測る血圧。妊娠中は安静時で最高100~130mmHg、最低60~80mmHgが健康な状態。

⑤浮腫(ふしゅ)

むくみのこと。すねを指で押し、戻り方が悪い場合は+に○。

⑥尿蛋白(にょうたんぱく)

妊娠中毒症のためにチェック。含まれていないときは-に○。

⑦尿糖

妊娠糖尿病のチェック項目。含まれていれば+に○。

⑧その他に行った検査

貧血の血液検査など、必要に応じて行った検査の記録。赤ちゃんの位置や心拍の有無もここに記入されます。

⑨特記指示事項

治療や投薬、ママへの注意事項などの記入欄。

⑩梅毒血清反応・B型肝炎抗原検査

血液検査。感染の場合は+(陽性)、なければ-(陰性)。

⑪血液型検査

初期にABO式とRh式の血液型を調べます。母子のRh型が異なると血液型不適合で治療が必要になります。

ママが記入する項目

⑫最終月経開始日

妊娠週数や出産予定日の算出の参考にするため、記入しておきます。

⑬この妊婦の初診日

病産院で医師の診察を受け、初めて妊娠判定を受けた日です。

⑭胎動を感じた日

一般的には初産で21週頃、経産で19過頃に胎動を感じます。

⑮分娩予定日

超音波検査で算出した出産予定日を記入しておきましょう。

妊娠届けを提出すると受けられる行政サービス(例)

●妊婦健診費の補助

妊婦健診の基本検査や血液検査が無料になる補助券がもらえます。市区町村によってサービスの内容は若干異なるので、妊娠届を提出する際に確認しておきましょう。

●母親(両親)学級への無料参加

各市区町村が主催する母親(両親)学級に無料で参加することができます。

●妊娠中の無料診断

妊娠中に不安なことなどがある場合、市区町村から委託を受けた助産師や保健師に無料で相談できます。訪問指導などもあります。

●療養補助

妊娠高血圧症候群などの病気や異常分娩などの治療によって、予定より治療費がかさんでしまったときの補助制度です。各自治体の窓口で相談してみましょう。

※市区町村によってサービスの内容が異なります。

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